SHOP STORY
ショップストーリー
毎日の1杯を、特別な1杯に。深煎りでしか出せないコクと豊かな味わいを、プロの目利きと丁寧な焙煎で実現しています。
- 海辺の町、葉山のロースターから、人気のブレンド、厳選されたシングルオリジンコーヒー豆を焙煎してから2日以内のものをお送りします。
- 深く煎っても個性が残る豆を厳選。焙煎時の排気を工夫して、焦げた苦味を残さず、コクのある、フルーティな酸味や香りが隠れた味に仕上げています。
- 豆はすべて産地やコーヒー産業への社会貢献にもつながる“スペシャルティコーヒー”を使用。美味しいコーヒーを作ることで社会を良くすることを目指しています。
Brand Owner
ブランドオーナーについて
乾 智彦
Tomohiko Inui
大学で水産学や海洋学を学んだ後、建築関係業界紙の記者になる。
より経済を学びたいという思いから、マーケティング・リサーチ企業へ転職、マーケティングプランニングや企業支援を行う。
退職後、友人に誘われてカンボジアでの学校建設を行うNPOに関わったことをきっかけに、社会をもっと良くしたいという想いからコーヒー豆にたどり着く。
世田谷の堀口珈琲で6年間学び、コーヒーの評価ができるCQI認定Qグレーダーの資格を取得。
2017年、夫婦でinuit coffee roaster をオープン。旅に出かける時はコーヒー豆を持ち歩くほどのコーヒージャンキー。
目標の月間1トンも見えてきており、日々美味しさを追求している。
ブランドストーリーについて
社会を幸せにする美味しいコーヒーを作りたい
サラリーマン時代に多くの企業支援に関わり、自分でもものづくりをしてみたいと漠然と思っていた気持ちに、“社会や環境をよくしたい”“人を幸せにするものがつくりたい”という気持ちが加わり「自分の好きなコーヒーで実現できるんじゃないか」と考えたのが出発点です。
カンボジアで学校を作っている時に、学校だけ作ってもサポートを続けて根本的な問題を解決しなければ結局は学校に通えなくなる、という現実を知りました。学校に通えないのは貧しいから。働いているのに貧しい理由には、生産国に対して消費国が正当な対価を支払っていない、世界規模の課題も見えました。
コーヒーの世界では、すでにそれに対する取り組みが始まっていました。大量消費の時代、良いものを作っても高値では買ってもらえず、農家は品質よりも効率化を優先して、残ったのは「悪くない豆」を大量に生産できる大きな農家だけ。この状況をどうにかしようと生まれたのが「スペシャルティコーヒー」です。
スペシャルティコーヒー協会が客観的な品質評価を行い「良いものは正しく評価されて適正な価格で買ってもらう」仕組みを作り、徐々に高品質のコーヒーが取引されるようになり「美味しい豆」を目指す小農家が増えていきました。大手企業などがこぞって買い付けに来る名農園も生まれています。
今はさらに、農園主、農園、品種、標高、精製方法など、どのように品質管理の工程を踏んでいるのかが分かるトレーサビリティの強化を行い、持続可能で地球環境に対してサスティナブルであることを目指しています。
スペシャルティコーヒーはこのような背景の中で作られていますが、それはコーヒー市場の上位5%にしか過ぎません。確かに普通のコーヒーより少し高いかもしれませんが、スペシャルティコーヒーを売っていくことで少しでも世界の役に立てれば、と考えています。
ポテンシャルの高い豆を選び抜き、美味しくて価値のあるコーヒーとして売る
私たちができることは、生産国が作った「美味しい」コーヒーを、正しく「美味しい」コーヒーとして仕上げ、その値段にあった価値あるコーヒーとして売ることだと考えています。
そして、スペシャルティコーヒーが生まれた背景や美味しさを正しく理解してもらい、生産国でスペシャルティコーヒーを作ろうと思う農家が増えるお手伝いができればと思っています。
世田谷の堀口珈琲で学び、スペシャルティコーヒーのテイスティングをひたすら行ってきた経験が豆の目利きの基礎となっています。いくら焙煎技術や抽出技術が高くても、豆本来のポテンシャル以上のものは出せないので、豆の選別は非常に重要です。
テイスティングを重ねながら厳選した豆は、必然的に標高の高いところで育った強い豆が揃い、スペシャルティコーヒーの中でもトップランクのものが揃っています。
目指す「美味しいコーヒー」の姿は、深煎りの最高のコーヒー。日本ならではの喫茶店文化で生まれた深煎りのコーヒーは、日本中で多くの人に愛されてきました。だからこそ、この日本の深煎り文化を受け継ぎ、より美味しい深煎りを目指しています。
深煎りといえば苦みですが、焙煎由来のネガティブな苦みを出さないよう豆のポテンシャルに合わせて焙煎しています。苦みのないクリーンなアフターテイストの中、深煎りのコクはしっかりと残す。その中にフルーティな酸味やジューシーな甘み、芳醇な渋みなど、そのコーヒー豆の個性が残るように仕上げています。
美味しいコーヒーを通じて、暮らしの中のちょっとした幸せな時間を増やしてもらいたい。だけど特別難しい器具を使ったり、手間を必要とすることも違うと思っています。
丁寧に淹れても、ちょっと雑に淹れても“自分で淹れた一番美味しいコーヒー”になる。そんなコーヒー豆を目指しています。
苦みを出さないコクのあるクリーンな深煎りのコーヒー
バラエティのあるコーヒー豆を好みに合わせて選んでいただけるよう、様々な産地の豆を揃え、すべて豆の個性を活かしながら深煎りをメインに焙煎しています。
焦げた苦味を出さないために、焙煎機は直下式ではなく半熱風式にして空気清浄機も取り付け、釜の中の空気を強制的に外に出すように排気に工夫を凝らしています。
焙煎後は、未熟豆などノイズになりそうな豆をハンドピックで取り除き、焙煎後2日以内のものを発送しています。また、無駄なゴミを出さないように緩衝材を最小限に抑え、必要なご案内のみを同封しています。
焙煎から3日~3週間が飲み頃ですが、飲みきれない場合は冷凍庫での保存をおすすめしています。粉で1ヶ月、豆のままで2ヶ月美味しい状態を保てます。
▼bitter blend Morning「モーニング」200g
酸味、苦みのないスタンダードなコーヒーで、人気No.1!
1番人気のスペシャルティコーヒーのみを使用したオリジナルブレンドです。
ブレンドだからこそできる「最高の一杯」を。
クリーンでまろやか、すっきりして深みもあるので、朝の目覚めに合ったコーヒーです。
酸味がないスタンダードなコーヒーなので、食事によく合い、近隣のいくつかのホテルに宿泊者様向けに納品しています。
ロースト度合い:フルシティロースト(深煎り)
使用銘柄:グアテマラ / ケニア / ブラジル / コスタリカ
味にこだわりのる40~60代の女性に支持
実店舗とオンラインショップで販売していますが、ここ最近は半数がオンラインでの購入となっています。
コーヒーを毎日飲む40~60代の女性、とりわけ味にこだわっておられる方が多く、「たまに違うコーヒーを飲むと物足りない。やっぱりここのコーヒーだね」と、嬉しいお言葉をいただいています。
店舗ではコーヒー豆の販売に加えて、ドリンクのテイクアウトも可能です。
卸先は、近隣のスーパー、葉山の野菜や物産を扱うショッピングプラザ「HAYAMA STATION」などでお取り扱いいただいています。
また、近隣のホテル、カフェ、結婚式場併設のレストラン等でご利用いただいています。
ホテルでは、部屋にコーヒーを淹れる器具をご用意いただき、当店のコーヒー豆(粉)を宿泊者様が自分でドリップするスタイルが好評のようです。
結婚式場では、食事の邪魔をしないくせの少ない中南米のクリーンなコーヒーに、インドネシア マンデリンの渋みをアクセントに加え、上品なオリジナルブレンドに仕上げて納品しています。
葉山 inuit coffee roaster | SHOP STORY
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